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2010スプリングフェア~ものづくり編(4月22日)

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初日は製造業を中心に「ものづくり」をされているお客様向けのスプリングフェアを開催いたしました。朝からあいにくの雨でしたが40社のメーカ様にご協賛を頂き無事初日を終えました。動員目標としていた200名にはほんのわずか届きませんでしたが187名のご来場を得ることができました。会場では工作機械の実演機も展示されており、実際の加工も行われました。また、環境配慮商品には、従来機との比較を書いたシートを張り付けて環境改善の優位性が分かるように工夫致しました。

ご来場いただいたお客様はそれぞれのメーカの最新の技術・商品・情報についてメーカ様と熱心に商談をされ、会場は1日中熱気に満ちていました。福井の製造業も半導体や自動車を中心に回復傾向が顕著になりつつあります。それぞれのお客様においても今後の需要の伸びに対応すべく情報の収集につとめていました。
ご来場いただきましたお客様にはどしゃ降りの雨の中、本当にありがとうございました。

ところで、今回は先着100名様に来場の特典として、吉岡幸オリジナル食パンを用意させていただきました。私も味見をしてみましたが、こしあんが練りこまれていて大変おいしいパンでした。27日の「まちづくり編」でも先着100名様にお渡ししますので、是非お早めにご来場ください。

二三情報 創業30周年記念収録篇

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私どもの仕入先に二三産業株式会社さんという土木建築副資材を扱う問屋さんがあります。
今年は創業30周年を迎えられたそうで、記念誌をお送りいただきました。
この記念誌は社長であられます武藤繁氏の読書録を中心に思いを綴ったもので、164ページにわたる大作です。私はこの記念誌を手にしたとき、とても感動いたしました。といいますのも、その読書録は「二三情報」と言い、毎月A4用紙1枚に手書きされ、24年間毎月欠かさず送られてきたものを綴ったもので、商いに対する強い思いとか、ぬくもりとかが伝わってくるからです。最後まで読んだことはあまりないのですが、毎回手にするたび、今回はどのような本を読まれたのかな、と、ざっくりと目を通しています。大事な部分には赤いアンダーラインがあるので、ポイントだけ目を通すことができ、その点だけでも武藤社長さんの考えが伝わってきます。
知人の社長さんで毎週、社員向けにA4、1枚のメッセージを書き続けていらっしゃる方がいます。その社長さんもかれこれ5年ぐらい書かれており、先日会社を訪問した際、その綴りを見せていただきました。社員に思いを伝えることは非常に難しいのですが、お二人の社長さんからはその熱意が文字を通して強烈に伝わってきます。それというのも三日坊主にならず、書き続けることが相手に思いを伝えるコツなのかもしれません。A4文章の積み重ねが歴史となり、お二人の人生そのものとなっていくのがわかります。

スプリングフェア~まもなく開催!

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<<写真は昨年のスプリングフェアの模様>>

1週間ほどの花見のシーズンも終わり、当社としては1週間後にスプリングフェアを開催いたします。

<ものづくり スプリングフェア>
4月22日(木)9:00~17:30
<ものづくり>は主に製造業向けのメーカ40社による展示となります。
工場内の環境整備機器、金属機械加工用の切削工具、測定機器、伝導用品などを展示しております。
今回は特別に、ヤマザキマザック様よりNC旋盤(QTSMART200)の展示を頂く予定です。

□セミナー 『NSK流!コストダウン提案(直動製品編)』      10:30~11:30
       『工具の見直しによるコスト削減の提案(トリル,エンドミル)』  13:30~15:00

<まちづくり スプリングフェア>
4月27日(火)9:00~17:30
<まちづくり>は建築・建設現場向けの作業工具から鋼材加工用の機械工具、住宅設備機器など、メーカ40社による展示です。

□セミナー 『セキスイ製品講習会』  10:30~11:30
   (耐震性 ・ 耐食性 ・ 施工性に優れた次世代建物給水管など)

いずれのフェアにおきましても、各社からの環境改善商品、当社としてのエコ推奨品を多数展示させていただく予定になっています。

また、両日とも先着100名様に吉岡幸オリジナルパンを準備させていただいております。
正直なところ私も見たことも食べたこともないのですが、大変オイシイという前評判は担当者より伺っていますので、ご期待下さい!

花見

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先週末が全国的に花見のピークだったようですね。
福井も春まつりの時代行列が繰り広げられ、大変にぎやかな週末でした。
ちなみに、今年の時代行列 「お市の方」役に大地真央さん、「柴田勝家」役に阿藤快さんという豪華布陣で非常に盛り上がりました。

お堀の夜桜 ~ 福井城址

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新年度がスタートしてようやく春らしい日が続くようになってきました。
桜の便りも全国各地から届くようになり、我が福井の桜も週末には満開を迎えることでしょう。
写真は福井城址(県庁)お堀の夜桜です。
ライトアップされてとてもきれいな姿を見ることができます。

トリプルウィングDVR「千里眼」のご紹介

2006年11月に販売を開始して以来、3年が過ぎ商品の完成度も一段と上がってきました。DVRはインターネットを介して、非常に安価に映像、音声、電気信号の相互通信を可能にしたシステムです。当初は固定サーバーのみでしたが、お客様の要望により移動用サーバーを用意しました。現在では、移動用サーバーの中身も充実しモバイルカードの利用により、日本国内で有ればどこでも接続可能となり、利便性がアップしました。

主な利用は生産ラインの管理カメラや使用環境の悪い場所での監視用カメラとして作られたものですが、現在では営業マンや技術社員などが出張用として、現場からの生の情報をリアルタイムに本部へ伝える手段として活用されています。

また、音声による会話に関してはクライアント側のパソコンを利用して複数人数での利用が可能になりました。

企業における経費節減が一段と推進される中、出張経費の削減には欠かせないツールとして問い合わせが増えています。また、一歩進んだ攻撃型の営業支援としても非常に有用です。

本の紹介 「競争力の原点」  PHP研究所

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遠藤功著 早稲田大学ビジネススクール教授/ローランド・ベルガー会長

「体格」ではなく「体質」で戦う経営

難しそうなタイトルでしたが、以外に読みやすい。
裏表紙の帯にも書いてあるのですが、「当たり前のことを当たり前のようにできる」ことが意外と難しいですよね。特に会社の中では変に力が入ってしまったり、気を使わないでいいところに気を使ってしまったりと、後になって思うことがあります。
いくつかの事例の中で、当社の取り扱いメーカであります、「サンドビック」という切削工具メーカの取り組みについて紹介がありました。数名のチームがお客様のところへ行って自社の製品だけでなく他社の製品も含め、しっかりと整理整頓清掃をして帰ってくるという取り組みをしているそうです。これはお客様にとって本当にありがたい話です。もちろん無料。たまに社員にまぎれて社長まで出向くというからすごいです。しかし、そこで得られる情報は企業にとってものすごい財産になるというわけです。何かこの点にこれからのビジネスのヒントがありそうです。
「体格」ではなく「体質」で戦う、このことはアメリカや中国などグローバル社会で荒波にさらされる企業にとって、日本企業としての繊細な感性を生かすためのキーワードのように思えます。

養浩館 ライトアップ2010

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毎年恒例の養浩館ライトアップが今年も開催されました。
今年は20日,21日の2日間、あいにく風が強いので子供たちの作った行燈は風にあおられて火が消えたり飛ばされたりで、主催者の方も大変でした。
ちなみに養浩館は、アメリカのJAPANESE GARDENINGという専門誌の投票で全国第3位に輝いている日本庭園のとてもきれいな公園です。回遊式泉水庭園と呼ばれ、松平家の別邸として建築されました。
書院から眺めるライトアップされた庭園は幻想的で本当にきれいです。本当は私もお手伝いしなくてはならないんですが、最近はさぼり気味です。その代わりに当社としては駐車場の提供や子供たちの行燈の預かりなどさせて頂いています。

ちなみに最後の写真は書院の中で行われたハープのミニコンサートです。福井県はハープの生産が日本一ということで、よくイベントなどで演奏会が行われたりしています。夜の養浩館とハープの柔らかい音色はとてもお似合いでした。

会社周辺 ・ お泉水公園~お堀(福井城址)

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日曜の早朝、写真のように朝靄で会社の近くにある養浩館(お泉水公園)はなかなか良い雰囲気でした。
福井城址であるお堀にはカモや鵜がのんびりとくつろいでいます。
石垣の上にうっすらと見えているのは福井県庁です。
福井城が現存すれば本当に素晴らしい光景だと思います。
お廊下橋が再現され少しだけ雰囲気がよくなりました。

ファミリービジネス勉強会

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いつもお世話になっている大津屋の小川社長よりお誘いを受けて、ファミリービジネス勉強会に参加させて頂きました。大津屋さんは以前よりBIZスクールというビジネススクールを開催されており、何度かお誘いを受けたことがあります。今まで不義理でなかなか参加できなかったのですが、今回は意を決して参加させていただきました。

ファミリービジネス(以下、FB)、いわゆる同族会社というものがそれに当たるので、世の中のほとんどの中小企業は当てはまると思うのですが、FBにはファミリーの悩みや可能性を持ちながら、伝統や企業文化をそれぞれが育んでいます。今回2日間の勉強会では、慶応ビジネススクールの教材を使って慶応大学の教授陣によりケーススタディを受講しました。初日は大津屋さんが題材となり、酒造業から小売り、コンビニ、ダイニングキッチンなどに形態を変えながら進化する過程を通してファミリービジネスの特徴や将来への課題についてディスカッションしました。2日目は金沢の箔一さんのイノベーションと伝統文化の継承という内容でディスカッションしました。企業の存続ということを考えた場合、世の中の流れ、経済環境の変化に対し、どう会社を変革していくかが大変重要であり、そのためには経営者はなにをなすべきなのかということについて理解を深めることができました。結論というものは特別ありませんが、継承者である人を育てること、また、教育哲学を持った人、組織を伝承していくことが、企業存続の鍵であることが理解できました。

大津屋さんでの開催ということもあり、スクール終了後は小川社長オリジナルの海鮮丼を頂いて解散となりました。2日間を通じて北陸3県のFB経営者と交流ができ非常に有意義でした。

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