弊社の営業車のリースでお世話になっているオリックス様を今日の多角的金融企業に成長させた宮内義彦氏の自叙伝。
この数年、太陽光発電事業を金融商品として販売し話題となる。
福井は宮内氏にとって思い入れの深い土地。
確か日綿実業時代、初めて営業をしたのが福井だったと聞いています。
そういったこともあり、毎年北陸の地で宮内氏参加のもと、ゴルフコンペを開催されています。
日綿実業(現 双日)からリース部門の立ち上げにより出向したオリエントリース、
オリックス創業から50年、日本経済新聞連載の「私の履歴書」で振り返った宮内さんの人生書。
1964年3月、大阪の日昭ビルに商社や銀行から12人の男が集まり、そこへ日綿実業から
研修より戻ってきた宮内氏が加わりオリエントリースが発足する。
日本にリースという仕組みが出来上がる瞬間であり、まずは宮内氏がアメリカで学んできた
リース業のあり方を落とし込むことからその1歩が記される。
当時いちばんの若造が副社長に意見をして周りを驚かせた。
16年後1980年、宮内氏が社長に就任し、さらに9年後、オリックスに社名を変更する。
50年を振り返って宮内氏が感じたのは10年単位で世の中の動きが大きく変貌してきた、そして
個人も社会も健康で前向きに生きる、すなわち「考え方を未来志向にする」ことで社会にとって
失われた20年を取り戻し世界に誇れる国づくりをしたいと締めくくっておられます。