昨年、GNH(幸福度)という指標が法政大学の坂本教授の研究室から発表されました。そして幸福度日本一に福井県がランキングされ、選ばれた私たち県民も驚きとともに少しばかりの優越感も感じたことを覚えています。時を同じくして、世界一幸せな国ブータンのワンチュク国王も来日され、今、改めて幸福度という指数が注目されています。
坂本教授の発表した40の指標を見てみると、①生活・家族部門(住みやすさ)②労働・企業部門(働きがい)③安全・安心部門(心配のない)④医療・健康部門(健やかさ)の4つの部門に分かれています。福井県は労働・企業部門と安全・安心部門で1位、生活・家族部門は3位と素晴らしい結果となっていますが、医療・健康部門については9位でした。以前は健康長寿を売りにしていた福井県としては予想外だったのではないでしょうか?
その中で、働きがいという部分で、離職率や失業率の低さが上位であることは福井らしい結果が出ていました。
わが社も「みんなが幸せになる!」という考えの上に立って経営しており、この幸福度というものには大変共感が持てます。幸福度を高める7つの視点というのがありましたので、紹介しますと、
1、働きたくなる会社~魅力的な就業空間を創る
2、利便性の良い施設・サービス~魅力的な生活空間を創る
3、知的パワーを高める設備~魅力的な学習空間を創る
4、住民同士の結びつき~魅力的なコミュニティを創る
5、社会的弱者を救う環境~魅力的な安全・安心空間を創る
6、地域主体の健康づくり~魅力的な医療・福祉空間を創る
7、トップの強い意志~魅力的な行政を創る
この指標は会社経営にも置き換えることのできる要素がたくさん含まれています。吉岡幸も「みんなが幸せになる!」ことを願い、これからもがんばっていきたいと思いますので、皆様方のご支援をよろしくお願い致します。