3月13,14日と福井県機械工業協同組合の視察研修に参加しました。
毎年この時期、原子力関連施設の見学を続けています。
今年は日本原子力研究開発機構 東海研究開発センターで、大強度陽子加速器施設(J-PARC)や日本最初の原子炉JRR-1の見学を行いました。
このJ-PARCの大きな目的には原子力発電ということも当然あるわけですが、原子や原子核について調べるということもあるようです。原子や原子核について調べてどうなるのか、という素朴な疑問はおいておいて、ここで登場するのが中性子というものです。中性子をものすごく加速(光の99%ぐらい)して、原子核にぶつけるとその反応によって物質の構造が分かるそうです。(書いている自分にはさっぱりわからない)その中性子を強力に加速する装置が実はJ-PARCという大規模な装置だということです。
(これ以上ここでは詳細については触れないでおきます。深みにはまりそう。)
ということで、約半日かけての研修でした。将来この技術を活用することで宇宙の成り立ちが分かり、また、世界の医療技術が進歩することを願いたいものです。
写真:建設中のJ-PARCの一部、加速された中性子取り出す装置
(MY)