記事一覧

行革担当大臣 稲田朋美先生~「私は日本を守りたい」

ファイル 364-1.jpgファイル 364-2.jpgファイル 364-3.jpg

今日は県会議員の先生の県政報告会、大手ゼネコン様協力会の総会に出席してきました。
来賓ということで、行政改革担当大臣の稲田朋美先生がご臨席になられ、ご祝辞を述べられました。
私は先生の著書「私は日本を守りたい」を持参しまして、サインを頂きました。
感激の一言です。吉岡家家宝に加えます。

稲田先生には国会で是非活躍して文字通り日本を守って頂きたいです。

そういえば、著書にこんなことが書いてありました。

*********************************************************************************


  弁護士というのはテレビドラマのように弁論で相手を言い負かすということはほとんどなく、

  書面で勝負する世界です。ですから私は人前で話をしたり、講演するのが大の苦手でした。

  今でも人前で話すときは緊張します。

       中略

  緊張している私に夫が言いました。「うまく話そうと思わなくてよい。どのように話すかではなく、

  何を話すかが大切なんだ。」その言葉は政治家になってからも常に心にとめています。

*******************************************************************************

いまでこそ安倍内閣の行革担当大臣として日本の国を動かす存在になっていますが、イナトモちゃんであっても緊張するのですね。

The Okaya Collection 豪商のたしなみ

ファイル 314-1.jpgファイル 314-2.jpgファイル 314-3.jpgファイル 314-4.jpg

これぞ豪商といわれる創業340余年を数える名古屋の名門岡谷鋼機様が昭和40年に徳川美術館に寄贈した重要文化財を含む八十八点の美術品を今般「岡谷コレクション」として展示公開されました。
それを記念して発行されたのが本書であります。
装丁もすばらしく、写真集、そして、岡谷家、あるいは名古屋の歴史の一端を紹介する歴史書としても価値の高い書物になっています。

現在、徳川美術館では5月27日まで特別展として「岡谷コレクション」が公開されています。

写真にある「百花百草図屏風」は近世名古屋が育んだ美意識の1つの到達点を示す作品である。

日本でいちばん幸せな県民(ケンミン)

ファイル 293-1.jpgファイル 293-2.jpg

昨年、GNH(幸福度)という指標が法政大学の坂本教授の研究室から発表されました。そして幸福度日本一に福井県がランキングされ、選ばれた私たち県民も驚きとともに少しばかりの優越感も感じたことを覚えています。時を同じくして、世界一幸せな国ブータンのワンチュク国王も来日され、今、改めて幸福度という指数が注目されています。
坂本教授の発表した40の指標を見てみると、①生活・家族部門(住みやすさ)②労働・企業部門(働きがい)③安全・安心部門(心配のない)④医療・健康部門(健やかさ)の4つの部門に分かれています。福井県は労働・企業部門と安全・安心部門で1位、生活・家族部門は3位と素晴らしい結果となっていますが、医療・健康部門については9位でした。以前は健康長寿を売りにしていた福井県としては予想外だったのではないでしょうか?
その中で、働きがいという部分で、離職率や失業率の低さが上位であることは福井らしい結果が出ていました。

わが社も「みんなが幸せになる!」という考えの上に立って経営しており、この幸福度というものには大変共感が持てます。幸福度を高める7つの視点というのがありましたので、紹介しますと、
 1、働きたくなる会社~魅力的な就業空間を創る
 2、利便性の良い施設・サービス~魅力的な生活空間を創る
 3、知的パワーを高める設備~魅力的な学習空間を創る
 4、住民同士の結びつき~魅力的なコミュニティを創る
 5、社会的弱者を救う環境~魅力的な安全・安心空間を創る
 6、地域主体の健康づくり~魅力的な医療・福祉空間を創る
 7、トップの強い意志~魅力的な行政を創る

この指標は会社経営にも置き換えることのできる要素がたくさん含まれています。吉岡幸も「みんなが幸せになる!」ことを願い、これからもがんばっていきたいと思いますので、皆様方のご支援をよろしくお願い致します。

世にないものを創り出す THK40年のあゆみとこれから

ファイル 288-1.jpg

当社の扱いメーカの1つであるTHK株式会社様が創業40周年を記念して発行した社史。

THK様は工作機械をはじめ産業機械だけでなく、自動車や家電など私たちの身の回りにあるものの中にいろいろな形で採用されているLMガイドという直動製品のメーカーです。
自ら育て上げた日本トムソンを財テクの失敗から責任を取り退職し、新しくものづくりの会社を立ち上げました。そして、苦難の中でTHKを直動のトップメーカとしていきます。
本書は、創業者である寺町博氏の苦労の創業期から現社長である寺町彰博氏のグローバル展開、そして、ものづくりにかける男たちの成功への軌跡が描かれています。

おかげさまで  ~八十一年の追憶~ 他

ファイル 238-1.jpgファイル 238-2.jpg

大滝病院グループ理事長 大滝秀穂先生の著書。
大滝先生は福井市内で大滝病院を開業されています。
当社の毎年の健康診断も大滝先生のところでお願いしており、日頃大変お世話になっております。
大滝先生はこれまで歩んでこられた人生、また、シルクロードの旅や若狭、京都・大和路の寺院などの旅情を記録した著書を多数出版されておられます。
今回、「京都の古寺・庭園めぐり」を出版されました。私は、いつも最新の著書を頂きながら、なかなかゆっくりと先生の本を読んだことがなかったのですが、
改めてその集大成であります「おかげさまで」(2009年1月)を読ませていただきました。
私の父(当社社主)と同じ昭和2年生まれの本年84歳になられます。
シルクロードや北極圏の旅、そして全国の古寺めぐりをされるほどの健脚でありますが、子供のころから現在に至るまでいくつもの大病をされておられます。
その人生を振り返っての大作で、幅広い人生経験、人脈の広さに心より感激いたしました。大滝先生にはこれからもますます充実の人生をお送りいただきたいと思います。

ふくい技術人(びと) 

ファイル 228-1.jpg

企画編集 福井高専「社会で活躍する福井高専卒業生編集委員会

この本は福井高専様より頂いた物です。
先日、福井新聞にも紹介されていました。
帯に書いてあるように「全国に、世界に、宇宙に 自慢できる福井の技術人の物語」です。
福井高専を卒業されて活躍している40社42人の卒業生を、いずれも福井高専で教授をされている3人の先生方がインタビューを通して紹介していくという内容です。そこには、それぞれの企業において、ご自分が関わっている仕事、業績など、現在では世の中でなくてはならない技術として確立したものが紹介されています。おもしろいのは、各企業において先輩や後輩、あるいは経営者からその人の人となりをコメント頂いていて飾り気なく表現されている点です。

この本はこれから福井高専を卒業される学生さんが進路を考える上でとても役に立つと思います。また、高校受験をされる方にとっても、福井高専を知る上でとてもよい本だと思います。

ちなみにここに紹介されている企業は、ほとんどが当社と取引のある会社ばかりで、私にとっても企業研究するのに大変役に立ちました。

日本国憲法前文 お国ことば訳 わいわいニャンニャン版

ファイル 189-1.jpgファイル 189-2.jpg

ある日、幼なじみ(小学館)から憲法前文を福井弁に翻訳してもらえないか?と、連絡がありました。
え~、憲法なんぞ読んだためしがない私としては、誰かに頼んでみると、とりあえず受けておきました。そういいながらも自分なりに訳してみると、意外と面白いことに気づいて結構長文ですが、傑作ができました。同級生の上村君(山善所長)にもアドバイスを頂きながら、完成! 他の方の意見を聞いていないのであまり自信は無いのですが、かなりの傑作です。ちなみに私はここまで激しい福井弁はしゃべりませんので、あしからず(写真2枚目参照)。

それから約半年、小学館の幼なじみから1冊の写真集が届きました。これこそまさしく、「日本国憲法前文 お国ことば訳」です。
恐る恐る福井県のページをめくってみると、載ってました。おまけに本名まで載ってしまったので、わかる人にはわかるでしょうな。

ところで、本の構成としては、憲法前文をお国ことばで再現、ということでお堅いはずがなぜか猫の写真集にもなっていまして、見ても楽しい読んでも楽しい憲法の入門編になっています。しかも、ねこちゃん、なかなかいい表情しています。

政治の世界では憲法論議がさかんになったかと思うと、なぜかフェイドアウトしてしまったりと、われわれ凡人には憲法論議は難しすぎるし、イディオロギーも関係してくるので、ちょいとデリケートな話題です。
私もこの本に出会わなければ憲法前文を読むことはなかっただろうな~。
著者の山猫母さんも、「憲法を変えるかどうかは国民の投票で決まる」ということを知り、実際に憲法をよんだことがないことに気づき、憲法前文を読んでみたのが初めてだったようです。

それにしてもこの本が日本国民を巻き込んだ憲法論議のスタートをきったことに変わりはないようです。

勝手に憲法前文をうたう会・編    小学館

世界一わかりやすい コスト削減の授業  若井吉樹著

ファイル 185-1.jpg

若井先生の3作目、そして「世界一わかりやすい」シリーズ第2弾が出版されました。
私の同級生、なかなかやりますね!
しかも、今回のテーマはリーマンショック以降すべての経営者が追求し続けた「コスト削減」

この本の中に出てくるコンサルタント「ケズルンゼー」社は、典型的なリストラ主導型の手法を振りかざして、横文字いっぱい並べて、さらにはコンピュータシステムを新システムに入れ替えてマネジメントを他人任せのものにしてしまうという、まさにどこかの政党が党首だけ付け替えてごまかす方法。

一方の我らが若井君(本の中では謎のおじさんとして登場)は人の痛みのわかるコンサル。
まず何をすればいいのか、社内(現場)をもう一度隅々まで観察することで、本当の問題点をあぶりだすやり方をとっています。場合によっては、外注していたものを内製化することで、管理コストや間接コストを半減させるというアイデアも参考になりましょう!

人を生かす、、、、、、本物の経営は人を生かすことだ!
このことはもがき苦しんでいるわが身にも言い聞かせて、178人の社員とともに新しい吉岡幸を作り出す励みにもなりました。

なべさんのH&(vs)S

ファイル 178-1.jpgファイル 178-2.jpg

「なべさん」こと渡邉清一さんは、元㈱松浦機械製作所の専務取締役を勤められたかたで、現在社団法人発明協会福井県支部専務理事をされています。
そのなべさんが同支部の広報誌にコラムとして掲載されてきたものを、昨年10月より非常勤になったことを機にまとめたエッセイ集です。タイトルのH&Sとはハードウェア・ソフトウェア、ハニー(甘い)・スパイシー(辛い)などのイニシャルを用いたものだそうです。
「長年勤めた会社の舞台で、苦楽をともにした上司や同僚は勿論、2万人を超す取引先の担当者やその知人のご縁は、私だけの宝というより勤めた会社との共有財産」いろいろなところにご縁を感じて、今日自分がある、これはすべての人に共通することで、1つ1つのコラムの中にこめられた甘辛のしずくは、なべさんの仕事や協会にこめられた思いが詰まっているのだなと改めて感じる次第です。

二三情報 創業30周年記念収録篇

ファイル 174-1.jpgファイル 174-2.jpgファイル 174-3.jpg

私どもの仕入先に二三産業株式会社さんという土木建築副資材を扱う問屋さんがあります。
今年は創業30周年を迎えられたそうで、記念誌をお送りいただきました。
この記念誌は社長であられます武藤繁氏の読書録を中心に思いを綴ったもので、164ページにわたる大作です。私はこの記念誌を手にしたとき、とても感動いたしました。といいますのも、その読書録は「二三情報」と言い、毎月A4用紙1枚に手書きされ、24年間毎月欠かさず送られてきたものを綴ったもので、商いに対する強い思いとか、ぬくもりとかが伝わってくるからです。最後まで読んだことはあまりないのですが、毎回手にするたび、今回はどのような本を読まれたのかな、と、ざっくりと目を通しています。大事な部分には赤いアンダーラインがあるので、ポイントだけ目を通すことができ、その点だけでも武藤社長さんの考えが伝わってきます。
知人の社長さんで毎週、社員向けにA4、1枚のメッセージを書き続けていらっしゃる方がいます。その社長さんもかれこれ5年ぐらい書かれており、先日会社を訪問した際、その綴りを見せていただきました。社員に思いを伝えることは非常に難しいのですが、お二人の社長さんからはその熱意が文字を通して強烈に伝わってきます。それというのも三日坊主にならず、書き続けることが相手に思いを伝えるコツなのかもしれません。A4文章の積み重ねが歴史となり、お二人の人生そのものとなっていくのがわかります。

プロフィール