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JIMTOF 行ってきました!

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 第24回の日本国際工作機械見本市が東京ビッグサイトで開幕しました。例年8日間ですが、今回は6日間の短期開催。福井の松浦機械製作所の松浦会長様が全体の実行委員会の責任者ということもあって、私としては大変注目の開催となりました。早々、松浦機械製作所さまのブースを訪問、松浦会長様から今回のJIMTOFについてお話を伺うことができました。やはり景況感が悪化している中での開催ということもあり、このJIMTOFの役割の大きさが今後の製造業において非常に重要な位置づけとなるとのことでした。
 会場は心配された人の出入りも初日から大変活況で、出品者は皆安堵されていたようです。しかしながら、見た目の賑わいとは裏腹に、各コーナーでの会話に耳を傾けると、先々の景気動向が非常に不安であり、商談もいまひとつのようでした。しかしながら、日本の製造業は素晴らしい技術力を持っているしこのまま技術革新がストップすることはないので、このような世界的な展示会が継続的に開催されることは、日本にとっても本当に喜ばしいことです。
 さて、注目としては5軸MCや複合加工機にロボットや多数のパレット搭載により長時間の無人化運転、建設機械、航空機、造船向けといった大型加工技術、それに、時間短縮、コストパフォ-マンスの向上、省エネ、排出物の削減など環境配慮型の提案が非常に目立ちました。 また、あるメーカではアクリルの板に2万個の微細な穴で写真の風景を写しだしたサンプルが配られていました。私ももらいましたので、写真をご覧下さい。わかりにくいですかね。とにかく驚きの加工技術です。
 日研工作所のブースでは、業界では名物のカリスマ社長 松本様とお話しするチャンスがありました。84歳とは思えないほどの経営に対する熱意には、感動致しました。松本社長曰く、「人との対話が一番大事、そして、儲けること。」なかなかですな~(写真)。
 私は2日間の見学でした。その間、マザックの代理店会をはじめ、各社代理店会など開催され参加するなど充実した2日間でした。
<<今回福井からの出品者は次の通り。>>
㈱松浦機械製作所、㈱武田機械、㈱ソディック、㈱エムエーツール 敬称略

2008北陸テクノフェア へ出展しました!

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 10月23~24日、福井県産業会館にて、北陸テクノフェアが開催されました。当社も3回目の参加。
今回はおなじみのトリプルウィングDVRの展示と、建築向け免震技術の紹介を行いました。

 免震技術の紹介では、THK様が地震の体験デモカーを展示しました。今日でちょうど4年になる新潟県中越地震の震度を体験できるコーナーを設け、実際の震度を体験した後、免震装置を作動させて、その揺れの違いを体感しました。途中行列ができるほどの人気で、免震技術の素晴らしさを体感しておりました。

 トリプルウィングDVRはインターネットを介して、映像と音声、電気信号を遠隔でコントロールできる装置ですが、今回は移動用サーバーの新機種を展示いたしました。お客様の反応は非常によく、それぞれの仕事に合わせた使い方を提案させていただきました。

<免震技術>
カヤバ システム マシナリー(株)
昭和電線デバイステクノロジー(株)
THK(株)
(株)ブリヂストンIPG

<トリプルウィングDVR>
http://www.yoshiokakoh.co.jp/toriatukai/panf200810.pdf

2008オータムフェア開催!

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 10月22日(水)吉岡幸テクノセンターにてオータムフェアを開催いたしました。テーマはいつもの通り、「溶・工・管(ヨウ・コウ・カン)」
 このテーマは、本社近所にある養浩館をもじったもので、(溶)接関連機器、作業(工)具、配(管)材の商品をお客さまに提案することを表しています。関連メーカを40社集めて開催しました。詳細はホームページをご覧ください。

 お陰さまで、当初目標の200名のお客様をお迎えすることができました。非常に厳しい経済環境の中にも、展示商品に対して非常に熱心な商談が多数なされました。私はこういった小規模の展示会の中にも、来場されたお客様の商談に対する熱意とその中にある笑顔のコミュニケーションが非常に大切であると思います。出品頂いたメーカ様も最新の自慢の商品を多数展示していただき、特に午後からの会場は熱気に包まれました。
 出品メーカ様には、特に省エネや環境推奨品を積極的に展示いただくようにお願いした結果、40社のほとんどのメーカー様が環境関連の商品を展示いただいたようです。

 ご来場いただいたお客様、そして、出品頂きましたメーカ様、商社様、本当にありがとうございました。

大同工業様インドネシア工場視察

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 大同工業様協力会のメンバーでインドネシア・ジャカルタの工場(インドネシア法人DIM)視察をしてまいりました。

 設立は1997年で工場そのものはすぐに完成したらしいのですが、インドネシアの通貨危機により暴動が起きたりして3年間操業が遅れてしまったとのことです。2001年に操業を始めてからは順調に売り上げを伸ばし現在に至っております。二輪メーカ向けのリムホイルを製造しており、社員数500人の大きな工場です。首都ジャカルタは人口の85%がイスラム教徒と言うこともあり、1日5回のお祈りのうち3回は仕事時間中にかかるため、お祈りの部屋も準備されていました。インドネシアの人々は非常に穏やかな性格で、社員は皆、大変まじめで仕事に対して真剣に取り組んでおります。細かい数字は控えさせて頂きますが、インドネシアにおける需要にまだまだついて行ってないと言うことで、非常に忙しい状態が続いていると言うことでした。

大同工業様の紹介でヤマハ様の工場も見学させて頂きました。国内向けのモーターバイクを製造しています。まずなんと言っても縦650m 横220mの工場であまりの広さに驚いてしまいます。現在3300人の社員がおり、来年には7000人の社員にするということで、グローバル・トレーニング・センターでその準備に備えています。もちろん、この増員は工場拡張により生産台数を一挙に現在の倍にまで持って行くための政策です。

 アメリカ発の金融危機が世界中に飛び火している中、インドネシアでも株価の下落に対して証券取引所が取引中止をするなど動揺が広がっていました。しかしながら、ヤマハなどバイクのメーカにとっては国内需要の伸びにより業績は今後も伸びるものと確信しています。

 観光では、世界遺産ボロブドール遺跡やプランバナン遺跡などへ行ってきました。

ノーベル賞

 米国発金融不安、ついに来るべき時が来たな、そん感じの金融・株式市場でした。1万円割れということで多くの株式投資家が資産の目減りを余儀なくされました。もちろん証券会社からマスコミ、出版などからあおられて投資信託や株式に預貯金、退職金などなどつぎ込んでしまった方も多いと思います。もちろん私自身も痛い目に逢っているのはゆうまでもありませんが。

 さて、そんな日本中が気分の重苦しい雰囲気の中に、素晴らしく明るい話が飛び込んできました。
 今年のノーベル物理学賞に3人の日本人が選ばれたというニュースです。6年前の小柴さん以来の快挙です。しかも3人というのがまたいいですね。これで日本の物理学の世界的な地位も向上することでしょう。それにしても、3人の授賞理由が素晴らしい。宇宙や物質の成り立ちにかかわる根源的な現象を解明し、素粒子物理学の基礎となる「標準理論」を構築した功績が評価されたということです。私にはさっぱり理解できませんが。

 こういったニュースによって、是非とも若い研究家たちももう一度日本人としての誇りと勇気をもって、新しい研究に立ち向かっていってほしいものです。そして、今の暗い世界の経済環境や問題だらけの社会を打破してくれることを願ってやみません。

福井マラソンに参加

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 恒例の福井マラソンに参加しました。
 毎回ほとんど練習なしのぶっつけ本番で参加するので、参加することに意義があるなどと、勝手に正当化しながら走っています。
案の定今回も結局、犬の散歩のときに3分ほど走った程度での参加となってしまいました。50近くにもなってこういう無謀なことはよくないですね。しかしながら、たかだか5kmですが、これからも何とか頑張って参加し続けたいと思っています。
 走りながら写した写真でマラソン様子をご紹介しましょう。
6000人以上の参加者があるため、スタートもゴールもそしてロードも人であふれかえっていました。
 
 非常にふまじめなランナーではありますが、1つだけ毎回自分なりに課題を与えて走っています。それはどんなに苦しくても絶対に歩かないことです。そのためには自分のペースを守るということを心掛けて走っています。
 経営も同じことが言えます。環境は山あり谷ありですが、決してあわてず自分のペースだけはしっかりと守って立ち止まらないことが大切だと思うのです。一度歩くとまた歩きたくなるのです。分相応のやりかたで、少しだけ背伸びをすることが大事でマイペースをキープすることこそ少しの背伸びだと思って走っています。

お客様~協力会研修旅行

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 ある客様の協力会で㈱関ヶ原製作所という会社を見学してまいりました。高速の関ケ原インターからすぐの場所にあります。
 関ヶ原製作所様は、資本金2億円、社員数約400人、売上190億円という中堅の産業機械製造メーカーです。新幹線のレールの分岐器、大型の特殊油圧シリンダー、トンネルの掘削機、船舶用クレーン、大型液晶パネル向け超精密石盤など非常にユニークな製品を製造しています。
 今から20年前の円高不況を機に、ニューセキガハラ運動を展開し、企業は人の集まり、人そのものという考え方をベースに、常に人を中心に考えた経営を展開しているようです。敷地内には、屋外美術館にでも来たような非常に多くのオブジェが配置され、社員が仕事のアイデアを生み出すための工夫がなされていました。日本一のニッチのデパートと自らを称しているとおり、常に幅広い分野に目を向けて経営されているのが印象的でした。

石盛ベイス 鋼材センター事務所リニューアルオープン

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 本日、石盛ベイス~鋼材センターの事務所がリニューアルしてオープン致しました。

 鉄鋼センターは昭和57年1月に開設されました。
それまでは、現在の建材センターのところに鉄鋼センターがあったわけですが、業容拡大ということで現在の石盛町に移されました。
現在では、石盛ベイスと呼び、センターは建物を示すようになりました。
 今回のリニューアルは、開設来28年間殆ど手直しすることなく現在に至っていましたので、鉄骨と2階部分をのぞいてのかなり大がかりな改修工事となりました。特徴としては、正面向かって左側にミーティングスペースを設けたことです。事務所は白ベースで窓もふんだんにとってあり、とても明るい雰囲気です。
 これからは更に安全と安心をお届けできるよう、幸感度の理念で職務にあたり、お客様に喜んで頂けるよう努力していく所存です。お近くにお寄りの祭は是非ともお立ち寄り下さい。

創業55周年記念式典

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 産業機械、医療機械、板金加工など幅広い技術力の株式会社ノサカテック様が創業55周年を迎えられました。
1953年に現会長である野阪為成氏が農機具製造業を始められ、野阪鉄工を経て、現在のノサカテックとなりました。
2代目の野阪社長様は、私と中学校で同級生です。
同級生ということもあり、社長としてしっかりと社業を発展させておられる姿を見て非常にうれしく思っております。これからも同じ業界において、一緒に成長していきたいと願っています。

 記念式典はアカデミアホテルの1階ロビー特設会場で60名のお客様を招待して開催されました。途中、創業来の写真上映や当社の会長の音頭で「むらのかじや」を皆で歌うなど和やかなパーティでした。

メディアの功罪

 それにしてもメディアの力は恐ろしい。

 先週、芸能人がダイエットに挑戦している姿をバラエティにした番組が放送されていました。
私も部分的に見たのですが、バナナダイエットがどうやら評判が良かったのでしょう。

 翌日のスーパーではすでにバナナが品薄状態、週明け秋分の日、近所のスーパーマーケットへ買い物に行くと、なんとバナナコーナーだけ売り切れでした。驚きです。1つの番組でバナナが飛ぶように売れているわけで、バナナのたたき売りという言葉がなんとなく虚しく感じられます。
 メディアがどれだけ人の心を動かすのかというのを今回思い知らされました。また、日本人がいかにこの手の番組に弱いかということを。

 さて、食の安全が揺らいでいる昨今、メディアの力で潤うところもあれば、つぶれてしまうところもあります。
悪いことをした結果つぶれてしまうのはしょうがないとしても、そのあおりを食らって売上が激減し、倒産に追い込まれる善良な会社は本当にやるせないですね。

 例えば、アメリカのリーマンショック、これに関してもメディアが大きくかかわっています。もちろんインターネットに至っては、まさにリアルタイムで情報が得られるわけで、世界中の人が反応をすることで、巨大企業もあっという間に信用不安に追い込まれてしまう恐怖感があるわけです。

 ネットショッピングの世界でも言えます。多額の開発費用をかけてようやく世に出た新製品が発売と同時に値崩れを起こしてしまうことが多々あるようです。企業にとってネットとの関わり方、ネットの活用方法1つで明暗がはっきり分かれてくるようです。
 私自身そのことがよいとか悪いとかということについては、まったくわからないですが、少なくともメディアの存在そのものが善であることを信じて様々なメディアと付き合っていきたいと思います。もちろん、このブログとも、、、

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