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創業55周年記念式典

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 産業機械、医療機械、板金加工など幅広い技術力の株式会社ノサカテック様が創業55周年を迎えられました。
1953年に現会長である野阪為成氏が農機具製造業を始められ、野阪鉄工を経て、現在のノサカテックとなりました。
2代目の野阪社長様は、私と中学校で同級生です。
同級生ということもあり、社長としてしっかりと社業を発展させておられる姿を見て非常にうれしく思っております。これからも同じ業界において、一緒に成長していきたいと願っています。

 記念式典はアカデミアホテルの1階ロビー特設会場で60名のお客様を招待して開催されました。途中、創業来の写真上映や当社の会長の音頭で「むらのかじや」を皆で歌うなど和やかなパーティでした。

メディアの功罪

 それにしてもメディアの力は恐ろしい。

 先週、芸能人がダイエットに挑戦している姿をバラエティにした番組が放送されていました。
私も部分的に見たのですが、バナナダイエットがどうやら評判が良かったのでしょう。

 翌日のスーパーではすでにバナナが品薄状態、週明け秋分の日、近所のスーパーマーケットへ買い物に行くと、なんとバナナコーナーだけ売り切れでした。驚きです。1つの番組でバナナが飛ぶように売れているわけで、バナナのたたき売りという言葉がなんとなく虚しく感じられます。
 メディアがどれだけ人の心を動かすのかというのを今回思い知らされました。また、日本人がいかにこの手の番組に弱いかということを。

 さて、食の安全が揺らいでいる昨今、メディアの力で潤うところもあれば、つぶれてしまうところもあります。
悪いことをした結果つぶれてしまうのはしょうがないとしても、そのあおりを食らって売上が激減し、倒産に追い込まれる善良な会社は本当にやるせないですね。

 例えば、アメリカのリーマンショック、これに関してもメディアが大きくかかわっています。もちろんインターネットに至っては、まさにリアルタイムで情報が得られるわけで、世界中の人が反応をすることで、巨大企業もあっという間に信用不安に追い込まれてしまう恐怖感があるわけです。

 ネットショッピングの世界でも言えます。多額の開発費用をかけてようやく世に出た新製品が発売と同時に値崩れを起こしてしまうことが多々あるようです。企業にとってネットとの関わり方、ネットの活用方法1つで明暗がはっきり分かれてくるようです。
 私自身そのことがよいとか悪いとかということについては、まったくわからないですが、少なくともメディアの存在そのものが善であることを信じて様々なメディアと付き合っていきたいと思います。もちろん、このブログとも、、、

ペイリンさんのメガネ

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世界でも、日本でも、いろいろなことが同時進行で起きている。
・アメリカの金融危機
・米国大統領選挙
・中国のメラミン入り粉ミルク事件
・日本でもメラミン入り食品パニック
・総理総裁選挙
・事故米の不正流通パニック
・年金改ざん疑惑
・まだまだ続く建設業の大型倒産

米大統領選挙と総理大臣選挙は別として、どの出来事も非常に奥深くて、それぞれの国の指導者の判断力ひとつが国の命運を握っているといっても言い過ぎではない。いよいよ内閣総理大臣は決まるが、前の2人の総理大臣のように政権を放り出すようなことだけはして欲しくない。

 さて、そんな緊迫した中、人間っていうのは目の付けどころが面白いですね。アメリカ共和党の副大統領候補者ペイリン氏のメガネに注目が集まっていいます。福井出身のデザイナー川崎和男氏がデザインし、増永眼鏡様が製造した商品です。もちろん福井県鯖江市はメガネの世界的な産地、わが福井県民にとっては非常にありがたいことです。この1週間で1年分の注文が殺到したということで、我が社にも回りまわってプラス効果が出てこれば非常に幸いです。もちろん鯖江のメガネがもう一度世界の産地として復活するきっかけとなれば素晴らしいことですね。
 それにしても、福井県はアメリカ大統領選挙では小浜市のOBAMA候補フィーバーということもありましたし、どちらに転んでもいいことずくめではないでしょうか。できうれば、オバマ大統領、ペイリン副大統領のコンビだったら最高の組み合わせだったのに、と、思っているのは私ぐらいでしょうか? でも、県庁には早速ペイリン氏のメガネが飾られたというくらいだから、案外、西川知事もそう思っているかもしれません。
 ちなみに、私がかけている眼鏡も実は増永眼鏡製・川崎和男デザインのMP-691というものです。要するにこれを言いたかった!

若手社員向け 交通安全セミナー

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最近「ちょこっと事故」が増えている。
それも若手のドライバーによる事故が多い。
小さな事故だからと言って放っておくわけにはいかない。
小さな事故は一歩間違えば大事故に繋がる。

運良く事故らなくてもひやっとした経験は誰にもあるはず。
一瞬の違いにより事故が発生する。

ということで、入社3年未満の社員向けに交通安全セミナーを開催しました。講師は保険会社のスタッフです。交通事故についての基本的な話から当社における事故の傾向、そして、事故を防ぐための心構えについてディスカッションも交えて学びました。

今回のセミナーを通じて事故ゼロが実現しますように!

オータムフェア いよいよ始動!

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昨日、オータムフェアの仕入れ先説明会を開催しました。

<<2008吉岡幸オータムフェア>>

開催日時 10月22日(水) 9:00~17:00
開催場所 吉岡幸 テクノセンター(福井トヨペット様正面)

オータムフェアは例年、松下溶接システム様のパナソニックロードにあわせて、開催しております。
そういったこともあり、テーマは「溶・工・管」

  <溶>=溶接機・溶接周辺機器の展示販売

  <工>=作業工具や産業機器の展示販売

  <管>=配管資材や管工機材の展示販売

今年もこのテーマのもと、約40社のメーカ様に出展を頂きます。
現在メーカの選定を行っておりますので、詳細は今後ホームページにてお知らせ致します。

期間中、お客様には新しい商品情報や新工法などをお知らせすることで、まちづくり・ものづくりを応援していく所存です。
どうかよろしくお願いします。

2008下期全体会議 開催

 8月29日(金)19時より リニューアルされた神明神社 儀式殿改め 参集殿において190名の社員と共に全体会議が開催されました。
 さて、下期全体会議は正月の新春全体会議、2月の全体会議に続いて3回目の全社員が集まる会議。前半戦を振り返ると同時に、下期に向けた各部門、各グループの売上計画と取り組み方針についてチームリーダー以上総勢40名の管理職が発言をします。
 上期は建設業、製造業それぞれが減速基調となり、非常に苦戦を強いられましたが、全社員の努力と鋼材相場の高騰により前年同期微増の売上結果を残すことができました。ただ、建設業関係の大型倒産による不良債権もあり、大いに反省すべき内容となりました。また、7月開催のどてらい市(大規模展示会)では営業を中心に大奮闘して頂き、当社としては目標通りの結果を残すことができました。
 下期に向けては、当初目標売上よりも大幅に下方修正の目標(201億円)になりますが、何とか200億円を死守する覚悟で各グループからの取り組み発表となりました。
 最後は、恒例の「やるぞ~、うるぞ~、がんばるぞ~」のシュプレヒコールを若手営業の小池君の音頭で力強く締めくくり、目標必達を誓いました。

 ところで、私はあいさつで今回の北京オリンピックの中から「つなぐ」というキーワードを参考に話をしました。メダルを取り続ける、バトンを渡す、連覇といった言葉を何気なく私たちは使っていますが、選手にしてみれば想像を絶する重圧の中での戦いであると思います。この「つなぐ」と言うことの重要さは私たちの企業では社員1人ひとりの立場で、継承を意味する言葉であると思います。来年当社は創業90周年を迎えますが、ただ何となく90年続いてきたのではなく、先輩方の苦労の積み重ねが今日の私たちに繋がってきているのです。下期のこりの5ヶ月間、しっかり平成21年度へと繋いでいくのが私たちの使命であります。今後も多くの方々から支えられているのだと感謝しながら明日に繋いでいきたいと思います。

竣工式典

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 お客様のカワイローラー様が永平寺町に新社屋を完成させました。1000坪の非常に大きな工場です。
 カワイローラ様は大正時代に繊維業からスタートして、今から15年前、現河合社長が繊維業から金属加工業へと業態を変更して、現在に至っております。社名からもお分かりのように産業用コンベアローラの専門メーカです。
 今日はお客様と仕入れ先さま200名を招待しての式典と懇親会でした。式典には永平寺町町長や衆議院議員が列席し厳かな雰囲気で進められました。社員の皆様もきびきびとお客様をおもてなししようという意気込みが伝わる動きは非常に気持ち良いものでした。
 懇親会でプロモーションビデオが流されたのですが、河合社長がこの会社を創業するときの熱い思いと同時に、福井から世界へという企業メッセージが語られ、是非とも福井を、そして日本を代表する企業へと成長してほしいと思いました。これからも吉岡幸としてこういった元気のある企業を応援していきたいと思います。

送別会

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 今日は37年間お勤めいただいた、建材センター西村所長の送別会でした。私が小学生だった頃からお勤めいただいて、会社の倉庫でよく遊んでもらった事を記憶しています。

 団塊の世代ということでこの2,3年吉岡幸の基盤を築いてもらった社員さんが次々と旅立っています。西村所長はそのなかのひとりであり、吉岡幸のステンレス扱いを今日まで築き上げた功績は本当に素晴らしいです。西村さんの仕事に対する情熱と厳しさを私たち後輩は引き継ぎ、ステンレスの商いをもっともっと強いものにしていかなければならないと思います。

 送別会の中、西村さんは縁の深かった社員さんより多くのスピーチを受け、感極まって喜びの涙を流していました。

西村さん、本当にお疲れ様でした。

後半戦の本格スタート!

 お盆休みがひとつの区切りとなって、朝夕が少ししのぎやすくなったようです。今年は特に夏が暑かったので、皆さん体の疲れが出てくる頃だと思います。集中力を欠かないいように充分気を引き締めて業務に当たってもらいたいものです。

 さて、オリンピックの方も折り返しと言うことでだんだん寂しくなってきました。連日素晴らしい力のぶつかり合いで、感動をたくさん頂きました。特に北島康介選手の2種目連覇はすごいことですし、他の日本人選手の活躍もすばらしいです。
 特に今回の北京はアテネで過去最高のメダル数を獲得しているだけあって、「連覇」や「メダルの色を変える」など選手への重圧も想像絶するものがあるのだろうと思います。アテネ以来、4年という時間の中でそれぞれの人生を繰り広げ、崖っぷちに追い込まれたり、挫折感を味わったり、ケガをしたりと、決して平坦な道のりではなかったようです。マラソンの野口みずき選手などは直前に肉離れで戦線離脱、土佐礼子選手についても外反母趾が悪化し激痛で棄権と、いかに本番に向けての調整が困難極まるものであるか。
 また、前回書いたアテネでの教訓の中で最後まであきらめないと言う話とは、まったく裏腹に、最後の10秒でシュートを決められて惜敗した女子ホッケーも教訓。柔道の78キロ級塚田真希選手も残り8秒で一本負け、惜しくも銀メダル。全力で戦っているもののどこかに相手がつけいるスキというものがあったと言うことだと思います。
オリンピックは後1週間、日本選手の活躍に期待したいものです。

 さて、我々の戦いは今日から後半戦に突入します。前半は建設業を中心に大きな倒産が相次ぎ、非常に厳しい様相を呈しました。しかしながら、本格的に影響が出るのは後半ではないかと思います。お盆明け、少しばかり円安・株高にぶれている傾向ですが、実経済の中では、原油高騰や企業内コストの上昇、景況の不安定などマイナス要因が多数見受けられるため、製造業の設備投資なども一段と減速する恐れがあり、非常に心配です。今こそ、激変した経済環境に柔軟に対応できる企業体質づくりを全力で推し進めていかなければならないと考えています。

オリンピックから何を学ぶ?

北京オリンピックが始まりました。
 そして、日本中が注目していた平泳ぎ男子100m、北島康介選手が世界新記録で金メダルを獲得しました。(たった今、NHKのニュースで知りました。)今回はいろいろなことが脳裏に浮かんだのか、タオルに顔を埋めてのうれし泣きでした。金は当たり前というすごいプレッシャーの中での競技であったと思います。

 さて、オリンピックには感動的なシーンがつきものですが、前回アテネでも印象に残るシーンが3つありました。
 1つはなんと言っても北島康介選手(21)の優勝シーン「チョ~気持ちエェ!」、やはり物事に打ち込む場合、楽しまなければダメだって言うことを教えられました。今回は少し違ったようですが。
 2つめは、あまり印象に残ってないかもしれませんが柔道で銀メダルに輝いた横沢由貴選手(21)、準決勝で残り1秒の逆転一本勝ちを収めたシーン。最後の最後まで絶対あきらめちゃダメなんだと言うことを学びました。
 そして、3つめはアーチェリーの山本博選手(41)、ロサンゼルス大会の銅メダル以来20年ぶりに参加したアテネで見事銀メダルに輝き、みずからを「中年の星」と形容し「中年の皆さんに『おれも』と」もう一度奮い立たせてくれました。確かに、まだまだ頑張らねば、そんな気持ちになった中年の方も多かったのではないでしょうか?
 北京オリンピックでも既にいくつもの感動的なシーンが出ていますが、まだ始まったばかり、これからの競技が楽しみです。

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