新年あけましておめでとうございます。
2013年を迎え福井は雪の元旦となりました。
不透明な経済環境ではありますが、吉岡幸から元気を発信していく所存でありますので、本年もよろしくお願い申し上げます。
「ほやほや」には肯定と、【なりたて】をかけた意味があります。会長として新たな気分でブログを続けていきます。
2012年 今年もいろいろなことがありました。
良いことも良くないこともあったと思いますが、12月の衆議院選挙では自民党が圧勝、政権交代により福井選出の稲田朋美先生が福井県としては久しぶりの大臣に任命されました。
政権交代が功を奏し、円高から円安傾向に、そして、株がじりじりと値を上げ、2013年に向けて少しばかり明るい兆しが見えてきたようです。
私たち吉岡幸にとっての2013年は、6月1~3日に開催決定したゴールデンフェアの成功に向けて、全社員が一丸となる1年にしたいと思っております。
さて終わりにあたりまして、皆様方の2013年が明るく楽しい、そして実りある1年になることを祈念しまして、本年最後のご挨拶とさせていただきます。
今朝は数日前からの寒波により、この冬初めての雪化粧となりました。
融雪装置を試運転もかねて動かしてみました。
非常にいい感じで雪を溶かしております。
積雪は10cm程度ですので大したことはありませんが、これからこのような日々が続きますので、福井へお越しの皆様方は運転には十分注意されて、安全にお越し下さい。
松浦機械製作所様の共栄会に参加してまいりました。
芦原温泉「グランディア芳泉」に100名近い共栄会会員が集いました。
はじめに浦会長(ウラテツ機械 社長様)より秋の叙勲で旭日小授章を受けられた松浦会長に記念品を贈呈。
松浦社長様よりあいさつの後、当社はマシニングセンターと生産支援ソフトの販売取組に対して感謝状を頂きました。
当社1社だけの受賞で、本当にうれしく感じました。
この表彰はご購入いただいたお客様への感謝のみならず、販売活動に携わった当社営業の取り組みに対して頂いたものです。
これからもますます販売できるよう一層の努力を重ねていきたいと思います。
吉岡幸の原点、ともいうべき 我が宝永 旧本社
空襲、そして昭和23年の福井大震災を経て、建てられた吉岡幸の旧本社、住宅と店舗を兼ねた木造の旧本社。
旧本社は私にとっても中学生までの思い出の家。
今回、解体を決断したのは老朽化が進んだため。
解体工事が始まるまでの数か月間、昔住んでいた住居部分に何度も足を運んで懐かしい品々を持ち出してきました。
社員の皆さんにもお手伝いいただいて頂き物なども本当にたくさん持ち出すことができました。
このブログの中でもいくつか紹介させて頂いてますが、金銭的な価値はないけれど貴重な品も多数見つかっています。
現在はその解体工事もすべて終わり、駐車場としてよみがえりました。
今までにない風景に社主や会長も驚いています。
確かに当社の本社ビルを真正面から眺めるということが今までにあまりありませんでした。
昭和44年に竣工の現本社ビル、当時としてはエレベーター付、自動ドアの5階建て建築物は福井でも珍しかったようです。
ビル駐車場から見る本社ビルの姿に改めて、創業者である吉岡幸四郎の偉大さを感じる今日この頃です。
毎年恒例の鉄工まつりが12日、ユアーズホテルフクイにて開催されました。
鉄工連主催ですので、福井県各地より約100名が集まりました。
安全祈願の神事の後、組合員の企業より選ばれた永年勤続従業員と健康優良従業員の表彰が行われました。
当社の敦賀支店 西村代理も表彰させていただきました。
特に今年は30回大会ということもあり、鉄工まつり「特別展示」と銘打って、実際の鞴や昔懐かしい写真、鉄骨のリベット工法による接合を記録したビデオなどが展示されていました。
特別講演会には「負けんとき!」というテーマで作家の玉岡かおり氏のによる講演が行われました。
非常に快活でわかりやすい話はよっしゃがんばろうという気持ちをもらった気がいたします。
フランクフルトからバスに乗って約1時間、ライン川下りの起点のひとつ、リューデスハイムという小さな町にたどり着きます。
おしゃれでコンパクトなかわいらしい街並みを散策したのち、かなり大きなフェリーに乗り込みます。
ガイドさん曰く「こんなに天気がいいのは今年最後」~まだ9月だというのに。
両岸に古城を見ながらゆっくりと進んでいくわけですが、途中何度もICE(新幹線)が通るのを見かけます。
フランクフルトに戻り、ゲーテの生家、見学。
ゲーテは1749年にフランクフルトで生まれ、第2次世界大戦で成果は焼け落ちましたが家具などは戦火を免れ、戦後生家が復元されました。
「若きヴォルテルの悩み」などを著書した「詩人の部屋」などが往時のまま残されていました。
ドイツと言えば高級車、ベンツ、BMW,アウディなどの本拠地。
ベンツはシュツットガルトが本社、博物館を見学しました。
日本でいうところのトヨタ博物館です。
BMWは1972年にオリンピックの開催されたミュンヘンが本拠地、こちらも博物館があり、ショールームの見学。
ところで、ドイツの車事情としては
やはりベンツ、BMW,Audi、フォルクスワーゲン、この4社で7割、他に mini、ルノー、プジョーなど欧州車で95%は占めているようです。(これはあくまでもバスの中から見た私感ですが)
日本社と言えば、マツダ、日産、三菱、トヨタの順番ぐらいでしょうか。あのプリウスも1週間で1台しか見ませんでした。
高速道路はおなじみのアウトバーン、バスやトラックは制限速度ありますが、一般車は無制限ですので、100kmで走っている我々のバスをさらに100km/hぐらいの体感で一般車は追い抜いて行きます。
面白いことに、土日は世の中すべてが休みになるドイツではアウトバーン上からトラックの姿がなくなります。法律で土日の走行が禁止されているからです。
ちなみにアウトバーンは無料です。
ハイデンハイン社はミュンヘンから1時間半のトラウンロイトという小さな町にあります。
のどかな田園風景のこの町に社員3000人を要す工作機械向けの制御装置や精密測定試験装置を製造するハイデンハイン社があります。
日本法人の市川社長も松浦共栄会の一員ということで全行程に同行いただきました。
ハイデンハイン社のすごいところは徹底した精度管理、それもそのはず、原子時計やメートル標準原器もここで作られており、振動や温度・湿度の徹底した管理により環境の一律化がなされているのです。
ドイツ物理工学研究所とM社(日本の有名測定機器メーカ)、そしてハイデンハイン社の3社間で長さ測定を比較した結果も表示されていました。
工場の主要部分の見学でしたが、それだけでも10時から13時までの3時間、工場内部の視察をさせて頂きました。(写真撮影は不可)
9月15~21日のちょうど1週間、当社のお客様であり当社の主力扱いメーカ様である松浦機械様の共栄会によりドイツの視察に行ってまいりました。
ドイツ松浦機械(MMG)様はフランクフルトから約1時間、Wiesbadenという工業団地にあり、ドイツ国内(MMG)とヨーロッパ(MEG)の営業拠点として活動されています。
営業とサービスということで約1200台の稼働中の機械をフォローしているとのことです。
MEG(松浦ヨーロッパ)の鞍津輪社長の通訳でMGG(松浦ドイツ)のクラインマン社長により案内いただきました。
その後、松浦機械様の大口ユーザであるinnotec社を見学し、複合MC MAM72などの機械による優れた機械加工の現場を視察いたしました。