先週末、未だ見ぬ実家の納屋奥深くを掘り起こしていくと古めかしいカメラが一台。
壊れてしまっていて、使用はできない富士フイルム製のカメラ。
レンズの部分が収納されていて、いざ使用するときにはジャバラにより飛び出してきます。
今で言うコンパクトデジカメが、電源を入れるとレンズが飛び出してきますね。
いわゆるその機構の前身なのでしょう。
また、革製のカバーの内側には創業者、幸四郎が細かい字で住所と電話番号、名前を何ヶ所も書いてあります。
それだけ購入して嬉しかったのでしょう。
大切にしていたのだと思います。
祖父の想いが伝わってくる幻の逸品です。