機工商組合の研修会に第20代WBA世界スーパーフライ級王者の清水智信さんに来ていただきました。
福井市生まれの33歳、誰よりも福井を愛してこれからは福井を世界に発信するべく役割を担ってもらえると思います。
彼の願いは多くの若い人たちが都会からふるさと福井に帰ってくること。
高校ではサッカー部に入るも限界を感じすぐに退部、友人に誘われて始めたボクシングで彼は世界へと登りつめていきました。
彼は何度もお話しされていましたが、強くなりたいとか世界チャンピョンになりたいとか思って始めたわけではない、
何度も挫折を味わいながら、少しずつの努力の積み重ねによって世界チャンピョンになりえたのだと。
その過程にはデビュー戦での勝利によって天狗になりかけていた自分に2戦目での屈辱的な敗北や、
いくつもの挫折の中で支えてくれた仲間や福井の人たちに感謝することにより、明確になった目標を目指すことで強くなることができたのだと語っていました。
懇親会にも参加いただいて清水さんの人としての考え方や福井への熱い思いをお聞きすることのできた貴重な研修会となりました。