あまり代理店会への参加については書かないのですが、今回のクリナップ代理店会については書くことにいたしましょう。
それはなぜか?と、いいますと、大半の製品を福島県で製造されているクリナップさんは3月11日の東日本大震災において非常に大きなダメージを受けられました。
直後の噂では、生産の再開が全くめどが立たずもうだめなんじゃないかとまで。
ところが5月の連休明けにはほとんどの製品が受注可能になり、5月末では通常通りの納期対応(一部撤退した商品もある)が出来るようになったのです。
そのことについて井上社長は、「下請けさんの優先的な協力体制が早期復興につながった。」と述べておられました。
それというのも、普段から下請けさんとは非常によい関係を構築していたからであり、社長以下社員全員がスピーチするときに、まずは「感謝申し上げます!」の一言を必ず言う、そのことが日頃協力業者とのよい関係を築くのに役に立ったのだろうと思います。
ステンレスキャビンのクリンレディの発売を記念し、ステンレス製の小さなおちょこを参加者に配布しました。これは、亡くなられた先代が宴会で懐に忍ばせておいて、お酒をつがれたら必ず受けるという精神を今に伝えるグッズです。工作機械でステンレス材を削りだしたものです。真心という文字も彫刻されています。
写真は懇親会におけるクリナップ名物「鯉の滝登り」を踊っているところです。和太鼓も加わり、いつも以上に華やかな舞となりました。