円高還元セール、ホームベーカリー(家庭用パン焼き器)、ルービックキューブ、報道番組を見ていて、やはり歴史は繰り返されるのだなと、ふと思いました。
ルービックキューブは別として、他の二つは過去にも不景気のときに流行ったものです。ホームベーカリーは自宅でパンを焼いてコストを下げようというもの、実際にかつて我が家でも購入しましたが、三日坊主の象徴のような製品だったことを覚えています。また、夏場にかけて円高と株安が急進して、2010年の後半戦がいささか心配です。
この秋、自動車の補助金や家電のエコポイントも終わりとなり、景気回復基調にあった製造業も慎重な舵取りを迫られます。
私たちを取り巻く環境が一段と大きく動き出そうとしていますが、外部からの雑音に惑わされること無く、しっかりと自分の道を歩んでいくことが大切であると思います。意外と足元を見てみると、まだまだやらなければならないことが山ほど転がっていることに驚かされます。その中には、それぞれの企業が生き延びていくためのヒントが隠れていますので、しっかりとそれをつかむことで、今の大きな環境の変化に対応しなければなりません。
2010年、後半戦、どんな逆風が吹き荒れるかわかりませんが、皆様と共に力強く歩んでいきたいと思います。よろしくお願いします。