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日本国憲法前文 お国ことば訳 わいわいニャンニャン版

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ある日、幼なじみ(小学館)から憲法前文を福井弁に翻訳してもらえないか?と、連絡がありました。
え~、憲法なんぞ読んだためしがない私としては、誰かに頼んでみると、とりあえず受けておきました。そういいながらも自分なりに訳してみると、意外と面白いことに気づいて結構長文ですが、傑作ができました。同級生の上村君(山善所長)にもアドバイスを頂きながら、完成! 他の方の意見を聞いていないのであまり自信は無いのですが、かなりの傑作です。ちなみに私はここまで激しい福井弁はしゃべりませんので、あしからず(写真2枚目参照)。

それから約半年、小学館の幼なじみから1冊の写真集が届きました。これこそまさしく、「日本国憲法前文 お国ことば訳」です。
恐る恐る福井県のページをめくってみると、載ってました。おまけに本名まで載ってしまったので、わかる人にはわかるでしょうな。

ところで、本の構成としては、憲法前文をお国ことばで再現、ということでお堅いはずがなぜか猫の写真集にもなっていまして、見ても楽しい読んでも楽しい憲法の入門編になっています。しかも、ねこちゃん、なかなかいい表情しています。

政治の世界では憲法論議がさかんになったかと思うと、なぜかフェイドアウトしてしまったりと、われわれ凡人には憲法論議は難しすぎるし、イディオロギーも関係してくるので、ちょいとデリケートな話題です。
私もこの本に出会わなければ憲法前文を読むことはなかっただろうな~。
著者の山猫母さんも、「憲法を変えるかどうかは国民の投票で決まる」ということを知り、実際に憲法をよんだことがないことに気づき、憲法前文を読んでみたのが初めてだったようです。

それにしてもこの本が日本国民を巻き込んだ憲法論議のスタートをきったことに変わりはないようです。

勝手に憲法前文をうたう会・編    小学館

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