立春が過ぎてもまだまだ寒い日が続いています。連休はとても穏やかで春のような陽気だったのに、たった一日二日で日本列島は冷え込んでしまいました。
さて、今回は私どもの旧本社をご紹介します。
この旧本社が建てられたのは福井地震(昭和23年6月)の後、平屋の仮社屋を建ててからですので、恐らく昭和25年頃ではないかと思います。昭和44年には今の本社(地上5階、地下1階)に移りまして、企業としての近代化が図られました。現在はトタン板やアルミサッシュで表面的にはリニューアルしてありますが、中へ一歩踏み込めば、その当時の柱や棚、生活部分の部屋の名残が残っています。また2階の部分は筆者が中学生まで過ごした部屋がほぼそのままの形で残っていて、外から窓のカーテンがかかっているのを見ると、タイムスリップしたような気になります。現在は営業車のタイヤなどが置かれており、物置になってしまいました。60年近く経ったこの旧本社をどうするか、吉岡幸としての大問題になってきました。(MY)